用語集(製造・生産技術)
リマニュファクチャリング

廃棄段階となった製品や部品を回収・分解し、洗浄や再組立を行うことで、新品と同様もしくは必要程度の品質まで回復させて再出荷すること。類似する言葉として、リファービッシュがある。リファービッシュは不良品としてメーカーに返却さ […]

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用語集(製造・生産技術)
リスク管理

発生前の問題を未然に防止すること、つまりリスクの段階で対応すること。 リスクを記述することができたら、問題の発生確率を下げるか、発生時の被害を小さくする観点で対策を検討する。単にリスクを明確にするだけでなく、検討した対策 […]

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用語集(製造・生産技術)
リスキリング

事業環境の大きな変化に適応するために学び直し、新たな事業環境に求められるスキルや知識を身に付けること。

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用語集(製造・生産技術)
ライフサイクルリターン

製品開発プロジェクト投資や新事業投資における投資意思決定ツールの1つ。製品や事業に関わるライフサイクル全体で得られる累計収益から、累計コストを差し引いたもので、下図B-Aにより導出される。累計コストにCO2排出コストも加 […]

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用語集(製造・生産技術)
ライフサイクルアセスメント規制

製品やサービスのライフサイクル全体における環境負荷を評価し、改善するための政策手段の一つ。略称はLCA規制。LCA規制は、EUにおいて特に進んでおり、「一般製品安全指令(GPSD)」や「エコデザイン指令(Ecodesig […]

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用語集(製造・生産技術)
リニアエコノミー

資源の採取から始まり、調達・生産・消費・廃棄と言った流れが一方向であり、大量生産・大量消費・大量廃棄に繋がる経済システムのこと。

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用語集(製造・生産技術)
リスク

危険、つまり発生しうる問題のことを指す。 製品開発における問題とは、すなわち製品QCDの低下ということができる。そのため、開発期間中はさまざまな問題に対処しながら進めていくことになる。効率的に開発を進めるには発生前に問題 […]

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用語集(製造・生産技術)
ライフサイクルROI

製品開発プロジェクト投資や新事業投資における投資意思決定ツールの1つであり、以下の計算式で表される。累計収益、累計コストは、製品や事業に関わるライフサイクル全体に関わる収益、コストを指す。 ライフサイクルROI = (累 […]

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用語集(製造・生産技術)
ライフサイクルコスト

ライフサイクル全体で発生するコストのこと。メーカー視点では、製品の企画、開発、生産、販売、物流、アフターサービス、事業撤退などに関わるすべてのコストを指す。LCC(Life Cycle Cost)と略されたり、生涯費用と […]

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用語集(製造・生産技術)
ライフサイクルアセスメント

製品の原材料の採取から製造,使用及び処分に至るプロダクトライフサイクルを通じて,環境側面と潜在的な影響を調査・評価する環境マネジメントの手法。(JIS Z 8141-2406)

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用語集(製造・生産技術)
優位性マップ

既存の自社商品や、今後開発を検討している商品(製品、サービス)の競合優位性を検討するためのツール。 横軸に価値(購買要因)、縦軸には5段階の評価点を相対的につけていく。 スペック星取表と似ているが、スペックには現れないチ […]

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用語集(製造・生産技術)
モンテカルロ法

乱数を用いて試行を繰り返すことにより値を求める方法をモンテカルロ法と呼ぶ。 たとえば円周率を求めたい場合、円を描いた閉領域の中にランダムに点を発生させ、円の内側にある点の数を数える(全体の点の数に対する比率を求める)こと […]

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用語集(製造・生産技術)
モーダルシフト

トラック等の自動車で行われている貨物輸送を、環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること。貨物輸送の方法を転換することで、鉄道利用では90%、船舶利用なら80%もCO2排出量を削減することができると言われている。(2 […]

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用語集(製造・生産技術)
MBD(Model Based Development:モデルベース開発)

MBD(Model Based Development:モデルベース開発)とは、一般には 1D-CAEなどのシミュレーションモデルを用いた事前評価を取り入れた開発のことを指す。シミュレーションできるモデルに限らず、モデル […]

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用語集(製造・生産技術)
マテリアルフロー図

製品生産時の各プロセスにおけるマテリアルやエネルギーの流れを図示したもの。自社の生産段階におけるマテリアルフロー図を描くことで、各工程で投入するマテリアル・エネルギー(インプット)と、各工程で出力されるマテリアル・廃棄物 […]

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用語集(製造・生産技術)
プラットフォーム

文字通り製品の技術的な土台となる部分を指し、狭義・広義の二つの使われ方がある。狭義には、企業内の複数の製品や製品群に共通に用いられる基盤技術のことであり、中核的な共通部品を指す。例えば、自動車メーカーでは一種類のシャーシ […]

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用語集(製造・生産技術)
フェーズ

開発プロセス全体をより小さな期間・規模で区切った単位。各フェーズ間には通常マイルストン(ゲート)が設けられ、フェーズの移行判断が行われる。フェーズを区切るタイミングとしては、「活動の目的が切り替わる」「活動の主管部門が切 […]

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用語集(製造・生産技術)
品質工学

高品質と高生産性を同時に実現するための具体的な技術的方法論として、田口玄一博士によって体系化された機能品質の評価方法と改善方法に関する工学。

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用語集(製造・生産技術)
バランススコアカード

策定された戦略を遂行するために具体的な計画を設定し、統制するための経営管理システム。ハーバード・ビジネススクール教授Robert Kaplanと、コンサルタントのDavid Nortonによって1992年に提唱された。「 […]

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用語集(製造・生産技術)
バタフライダイアグラム

イギリスのエレン・マッカーサー財団が提唱した、サーキュラーエコノミーの根幹をなす概念図のこと。ヒトや技術、自然、産業などあらゆるモノの、寿命に至るまでのサイクルを技術的サイクルと生物的サイクルの2種類で表現している。

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用語集(製造・生産技術)
排出量取引制度

温室効果ガス排出量削減目標を達成するための政策手段の一つ。排出量削減目標を達成するために、国や地域ごとに一定量の排出枠が決められており、企業の排出量が排出枠を超えた場合は、排出権が必要となる。排出権は、排出枠に応じて政府 […]

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用語集(製造・生産技術)
排出原単位

活動量あたりの温室効果ガス排出量のこと。排出係数とも呼ばれる。例えば、電気使用量1kWh当たりのCO2排出量や、廃棄物の焼却1t当たりのCO2排出量などが該当し、以下の計算式で、温室効果ガス排出量を算定できる。温室効果ガ […]

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用語集(製造・生産技術)
パーティション分析

DSMの分析手法の一つ。DSMは業務の流れを、業務間でやり取りされる情報の流れに着目して図示する。業務は順序立てて粛々と行われると効率も上がるが、現実には情報が行ったり来たりして非効率なことも多い。この情報の流れが、 も […]

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用語集(製造・生産技術)
物理的リスク

気候変動が企業経営や投資に与えるリスクのうち、気候変動による物理的変化に関するリスクのこと。台風や洪水によるサプライチェーン中断といった急性リスクと、海面上昇による工場浸水といった慢性リスクがある。

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用語集(製造・生産技術)
ファシリテータ

会議の場において中立の立場で合意形成や相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する役割を負った人。ミーティング、ワークショップなどの場では議論が発散して結論が出なかったり、一方的な報告のみで納得感の薄い結論が出ることが […]

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用語集(製造・生産技術)
パリ協定

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の下で採択された、地球温暖化対策のための国際的な枠組み。2015年にフランスのパリで開催されたCOP21において、196か国・地域が参加して採択された。パリ協定の目標は、世界の平均気温 […]

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用語集(製造・生産技術)
バッテリーパスポート

バッテリーのライフサイクルの各段階の情報を透明化し、トレーサビリティを確保することを目的としたデータおよびシステムのこと。EU電池指令の改正案で採用が合意され、材料や部品の生産者、性能、リサイクル再生材含有率、ライフサイ […]

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用語集(製造・生産技術)
排出量取引制度

正式名称は国内排出量取引制度(キャップアンドトレード)、排出権取引制度と呼ばれることもある。カーボンプライシング手法の1つ。企業ごとに排出枠(温室効果ガス排出量の限度、キャップ)を設定し、その排出枠に対する余剰・不足量に […]

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用語集(製造・生産技術)
排出原単位テーブル

温室効果ガス排出量に影響を与える諸元と、温室効果ガス排出量との関係を、計算式や表形式で整理したもの。製品開発に着目すると、温室効果ガス排出量に影響を与える諸元として、部品の材料重量、溶接長、塗装面積などが挙げられ、これら […]

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用語集(製造・生産技術)
排出コスト

事業活動に伴い、排出する二酸化炭素(CO2)をコスト換算したもの。コスト換算により、脱炭素に向けた投資の判断に用いたり、市場での排出量取引などを通じて、二酸化炭素排出量の削減への取り組み活動を促すことが狙い。コスト換算に […]

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用語集(製造・生産技術)
バーチャルデザインレビュー(VDR)

従来の図面や文書等を対象としたレビューから、3次元モデルや各種シミュレータを駆使し、仮想空間で設計案を評価するレビュー形態の事。分かりづらいレビュー対象の可視化や共有が容易になり、予見しづらい問題点の早期発見に役立つ。

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用語集(製造・生産技術)
ナレッジマネジメント

個人の知識や情報を組織で共有し、有効活用を図っていく経営手法。ナレッジマネジメントの基礎理論として、一橋大学大学院の野中郁次郎教授らが提唱するSECIモデル(セキモデル)が有名である。

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用語集(製造・生産技術)
トルネードチャート

ある要因の変化が全体の結果に及ぼす影響の大きさを表現した図。影響の大きい順に並べてグラフ化したものをトルネードチャートと呼ぶ。形が竜巻(トルネード)に似ていることから、このように呼ばれている。 たとえば、10個のタスクで […]

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用語集(製造・生産技術)
到達基準・移行基準

開発プロセスにおけるフェーズ移行基準のこと。 到達基準は、事業性、設計品質、日程、リソース、生産準備、知的財産権、法規制などの観点で設定され、その基準の高さは各マイルストーンの位置付けに応じて設定される。各マイルストーン […]

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用語集(製造・生産技術)
低炭素投資ファンド

脱炭素社会の創出と地域活性化に資するプロジェクトの実現を目的に、出資等で事業を支援する基金を創設するためのファンドのこと。社内に低炭素投資ファンドを導入するケースもある

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用語集(製造・生産技術)
地域脱炭素ロードマップ

地域課題を解決し、地域の魅力と質を向上させる地方創生に資する脱炭素に国全体で取り組み、さらに世界へと広げるために、特に 2030 年までに集中して行う取組・施策を中心に、地域の成長戦略ともなる地域脱炭素の行程と具体策を示 […]

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用語集(製造・生産技術)
炭素賦課金制度

炭素排出に値付けを行うことで、グリーン・トランスフォーメーション(GX)関連製品・事業の付加価値の向上を図る成長志向型カーボンプライシングの一種。2028年から、化石燃料の輸入事業者等に対して、輸入等する化石燃料に由来す […]

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用語集(製造・生産技術)
炭素税

CO2を排出する石油・天然ガス・石炭と言った全ての化石燃料、電気使用量に応じて、企業や個人に課せられる税であり、カーボンプライシング手法の1つ。フィンランドが1990年に導入したことをきっかけに、欧州を中心に広がっている […]

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用語集(製造・生産技術)
トランジションボンド

温室効果ガスの排出量削減を目指す企業が、脱炭素社会にトランジション(移行)するためのプロジェクト等の資金調達を目的に発行する社債のこと。グリーンボンドは資金使途がグリーンプロジェクトに限定していることや発行主体を特定して […]

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用語集(製造・生産技術)
デザインレビュー

設計成果物の完成度とその導出プロセスの実行度を各分野の専門家が審査する活動。機能・品質・コスト・納期などの観点で、企画・設計・製造・品証など各分野の専門家が各々の視点で設計内容の妥当性を評価し、問題点を抽出する。また、開 […]

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用語集(製造・生産技術)
地球温暖化対策税

石油・天然ガス・石炭といったすべての化石燃料の利用に対し、環境負荷に応じて広く薄く公平に負担を求める税の仕組み。日本で2012年から導入されている。

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用語集(製造・生産技術)
炭素リーケージ

温室効果ガスの排出規制が厳しい国の企業が、規制の緩やかな国へ生産拠点や投資先を移転し、結果的に地球全体での排出量が減少しない事態のこと。または、規制の緩やかな国で生産された炭素効率の低い輸入品に、国内市場が脅かされ国内生 […]

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用語集(製造・生産技術)
国境炭素調整措置(CBAM)

EUが「Fit for 55」の中で公表した、導入検討中の貿易政策。本政策の目的は、炭素リーケージの抑制と、EU域外での気候変動対策強化の促進である。※炭素リーケージリスク:EUと比べ域外国の排出規制等が緩いことで、企業 […]

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用語集(製造・生産技術)
タスク

プロジェクトにおいて、実務レベルでの行動が理解できるように分解された仕事の単位をタスクと呼ぶ。 各タスクには、日程・見積工数・担当者・予定成果物などを属性として定義し、プロジェクトの計画策定と進捗確認で活用する。 なお、 […]

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用語集(製造・生産技術)
ゼロカーボンシティ

2050年までにゼロカーボンを目指すことを表明した自治体のこと。再生可能エネルギー、省エネルギー、エネルギー効率の向上、持続可能な交通手段の推進など、さまざまな取り組みを通じて実現を目指している。

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用語集(製造・生産技術)
製品カーボンフットプリント

商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまで、ライフサイクル全体で発生する温室効果ガスの排出量のこと。略称はCFP。製品単位の温室効果ガス排出量が見える化されることで、脱炭素製品・低炭素製品が選択されるような […]

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用語集(製造・生産技術)
シャドープライス

インターナルカーボンプライシングの形態のひとつで、想定に基づいて演繹的に設定された価格のこと。他の形態としてインプリシットプライスがある。

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用語集(製造・生産技術)
シックスシグマ

事業経営の中で起こるミスや欠陥品の発生確率を、6σ(100万分の3.4)という極めて小さいレベルにする事を目標として推進する継続的な経営改革活動のこと。日本で定着しているTQC(総合的品質管理)を基に、米国モトローラ社が […]

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用語集(製造・生産技術)
視座・視野・視点

ものごとの見方。 視座が見る位置(立場)、視野が見る範囲、視点が着目しているポイントを示している。視座・視野・視点を意識することで、自身の視野狭窄に気づいたり、他人とのコミュニケーションのベースを揃えることができる。

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用語集(製造・生産技術)
サプライチェーン排出量

事業者自らの温室効果ガス排出だけでなく、原材料調達・製造・物流・販売・廃棄など、事業活動に関係する一連の流れ全体から発生する温室効果ガス排出量のこと。Scope1(直接排出量)、Scope2(エネルギー起源間接排出量)、 […]

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用語集(製造・生産技術)
再生可能エネルギー

自然界に常に存在するエネルギーのことで、水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電、バイオマス発電などが挙げられる。企業が再生可能エネルギーを活用する場合は、自家発電、オンサイトPPA、オフサイトPPA、グリーン電力証書と […]

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用語集(製造・生産技術)
サーキュラーエコノミー(循環型経済)

「循環型経済」と呼ばれる経済システムのこと。リサイクルや再利用を前提に製品・サービスを設計することで、新たな資源の消費量抑制、新たな部品・製品の生産量抑制を実現する。

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用語集(製造・生産技術)
責任投資原則

環境、社会、ガバナンスの視点を組み入れて投資を行う、投資原則のこと。略称はPRI。署名機関は投資プロセスにおいて、財務情報に加え、ESG の観点を考慮することが求められる。

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用語集(製造・生産技術)
商品企画7つ道具

「感動商品」を生み出すための商品企画プロセスと手法。成城大学経済学部神田範明教授を中心に開発された。 従来属人的と思われていた商品企画プロセスをシステムとしてとらえ、誰が実施しても中程度のヒットを達成する商品企画ができる […]

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用語集(製造・生産技術)
シナリオ分析

気候関連リスク・機会を分析して、対応方針を策定する手法。TCFD が公表している「気候関連財務情報開示タスクフォースの提言 最終報告書」において、シナリオ分析手法を用いて、気候関連リスク・機会が、事業、戦略、財務に与える […]

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用語集(製造・生産技術)
システムズエンジニアリング

システムの実現を成功させることができる複数の専門分野にまたがるアプローチ及び手段。(INCOSE:International Council on Systems Engineering の定義より) システムズエンジニ […]

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用語集(製造・生産技術)
シェアリングエコノミー

個人等が保有する活用可能な資産等(スキルや時間等の無形のものを含む。)をプラットフォームを介して他の個人等も利用可能とする経済活性化活動のこと。一般社団法人シェアリングエコノミー協会ではさらに、シェアリング対象を空間、移 […]

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用語集(製造・生産技術)
削減貢献量

⾃社の製品・サービスによる、社会全体のCO2排出量削減への貢献量。例えば、新たに太陽光パネルの製造・販売事業に参入した場合、火力発電の代替により社会全体の温室効果ガス排出量の削減に貢献できるが、太陽光パネルの生産や流通に […]

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用語集(製造・生産技術)
サービスとしての製品(Paas)

Product as a Serviceの略。ユーザに製品そのものを提供するのではなく、製品が持つ機能を提供すると言う考え方であり、「モノからコトへ」と言う消費行動に対する考え方の変化により台頭したモデルである。

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用語集(製造・生産技術)
3060目標

中国のカーボンニュートラル目標のことで、2030 年までに温室効果ガス排出量をピークアウトさせること、2060 年までにカーボンニュートラルを実現することの、2つの目標を指す。中国政府は、石炭や石油などの化石燃料に代わる […]

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用語集(製造・生産技術)
コンカレントエンジニアリング

設計から製造にいたるさまざまな業務を同時並行的に処理することで,量産までの開発プロセスをできるだけ短期化する開発手法。 コンカレントエンジニアリングとは、対応するVOC、品質、コストだけでなく、製造性、調達先、サービス性 […]

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用語集(製造・生産技術)
国連気候変動枠組条約締約国会議

気候変動問題に取り組むための国際的な枠組みである「国連気候変動枠組条約」に締約する国々が定期的に開催する会議のこと。略称はCOP。世界各国の政府関係者、気候変動に関する専門家、NGOなどが参加し、気候変動に関する科学的研 […]

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用語集(製造・生産技術)
工数

ある作業を行うための所要延べ人数(人数×時間単位)を「工数」と呼び、プロジェクトやタスクが必要とする作業量の指標として用いられる。

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用語集(製造・生産技術)
コアコンピタンス

自社が他の企業と比較した場合に、圧倒的に上回るレベルの能力、マネの出来ない能力を指す。その対象は、製品だけではなく、製品を生むための技術、製品を売るチャネルなどさまざまである。自社のコアコンピタンスを検討する場合には、主 […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーンロジスティクス

環境負荷の少ない物流のこと。モーダルシフト、ミルクラン、輸送車両のEV化などの手段が挙げられる。

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用語集(製造・生産技術)
グリーンボンド

企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券のこと。自ら実施するグリーンプロジェクトの原資調達を目指す一般事業者、グリーンプロジェクトに対する投資・融資の原資調達を目指す金融 […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーン成長戦略

環境負荷を低減しながら経済成長を実現するために、日本政府が打ち出した政策。再生可能エネルギーの普及、エネルギー効率の向上、省エネルギー技術の開発、自然環境の保全など、環境に配慮した取り組みを促進することで、環境と経済の双 […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーンコンシューマー

自らの消費活動によって環境問題や地球温暖化などの問題に対して貢献する消費者。貢献活動として、リサイクル製品の選択、省エネルギー製品の購入などが挙げられる。

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用語集(製造・生産技術)
グリーンイノベーションコンパス

企業がカーボンニュートラル実現に取り組むための羅針盤となるフレームワーク。グリーンイノベーションコンパスを用いることで、経営レベル、現場レベルそれぞれにおいて、カーボンニュートラルに取り組む上での課題をあぶり出し、適切な […]

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用語集(製造・生産技術)
機能安全

製品が故障しても安全性が確保できるように、機能的な工夫を施して、人命や社会への影響度合いを許容できるレベルにまで低減すること。人間や環境に危害を及ぼす原因そのものを低減あるいは除去する「本質安全」と対比されて説明されるこ […]

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用語集(製造・生産技術)
気候関連リスク

気候変動によって引き起こされる様々な影響によって生じる可能性のあるリスクを指す。リスクは、移行リスクと物理的リスクに分類されている。移行リスクとは、低炭素経済への移行に関するリスクのことで、政策・法的リスク、テクノロジー […]

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用語集(製造・生産技術)
気候関連財務情報開示タスクフォース

2015 年、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うか検討するために設立された、民間主導のタスクフォース。略称はTCFD。TCFD は2017 年6 月に最終報告書を公表し、ガバナンス、戦略、リスク管理、指 […]

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用語集(製造・生産技術)
活動量

事業者の活動の規模に関する量のこと。例えば、電気の使用量や貨物の輸送量、廃棄物の処理量などが該当し、以下の計算式で、温室効果ガス排出量を算定できる。温室効果ガス排出量=活動量x排出原単位

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用語集(製造・生産技術)
解析主導型設計

ALD(Analysis Lead Design)と同義。最適な設計案を選択するために変更自由度の高い開発上流から事前検証を重点的に実践する開発手法。構想段階から要求仕様と達成度を明確化し、コンピュータ上で数多くの事前検 […]

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用語集(製造・生産技術)
カーボンニュートラル

温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにすること。例えば、石油を燃やすことにより二酸化炭素が排出される。一方、植林や森林管理を行うと、光合成により、樹木は二酸化炭素を吸収する。このように、人為的に発生させた温室効果ガス排出量 […]

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用語集(製造・生産技術)
コンピテンシー

特定の業務において好業績を残している人の行動特性。 人材育成を目的として、職種別に高い業績をあげている従業員の行動特性を分析し評価項目とすることで、人事考課に利用されている。従業員の行動に着目することで好業績を残すための […]

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用語集(製造・生産技術)
国境炭素税

炭素排出削減規制が緩い国からの輸出入の際にかける関税のこと。関税の課金もしくは還付を行うことにより、国内外企業の気候変動対策負担を均等化し、炭素リーケージを防ぐことが目的。欧州では炭素国境調整メカニズム(CBAM, Ca […]

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用語集(製造・生産技術)
工数管理

何人が、どのプロジェクトのどのフェーズにどれだけの時間を費やしているかを測定・分析し、現状分析と問題への未然対策を打つための組織的な取り組みである。特定のプロジェクトに着目し、工数(※)の計画と実績を比較し、開発の遅延を […]

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用語集(製造・生産技術)
コーポレートPPA

Corporate Power Purchase Agreement(電力購入契約)の略である。再エネによる発電事業者との間で長期にわたって結ぶ電力購入契約のこと。再エネによる電力を長期間(5 〜20 年間程度)、安定的 […]

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用語集(製造・生産技術)
形式知

形式知とは、第三者に伝えることを目的に、言語化、図式化、または数式化した客観的で理性的な知識。ある文法や表記法など一定のルールに則って体系的に整理した知識を指し、経験によって得た主観的な知識(暗黙知)との対比で用いられる […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーンリスキリング

グリーンスキルをリスキリングすること。グリーンスキルとは、環境戦略やカーボンニュートラル実現戦略を実行するために必要な個々人のスキルのことで、温室効果ガス排出量の算定スキルや、排出量削減のための設計スキルなどを指す。また […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーン電力

風力、太陽光、バイオマス(生物資源)等の自然エネルギーにより発電された電力のこと。対義語としては枯渇性エネルギーが挙げられ、石油・石炭・天然ガス等の化石燃料やウラン等の埋蔵資源が該当する。発電の際にCO2を発生しないと考 […]

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用語集(製造・生産技術)
グリーンスキル

環境戦略やカーボンニュートラル実現戦略を実行するために必要な個々人のスキルのことで、温室効果ガス排出量の算定スキルや、排出量削減のための設計スキルなどを指す。

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用語集(製造・生産技術)
グリーンウォッシュ

企業や商品などが、環境に配慮しているかのように見せかけ、実態が伴わないこと。具体的には、製品やサービス、企業の広告やマーケティング、CSR活動などで、「エコロジー」「環境に優しい」「地球にやさしい」などの表現を使い、環境 […]

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用語集(製造・生産技術)
クリティカルパス

プロジェクトの終了日を決定する一連の作業の経路(パス)のこと。 開発プロジェクトに含まれるタスク同士には、前工程が終了しないと進めない、同時平行に進めることができるなど様々な依存関係がある。このうち、全体のスケジュールを […]

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用語集(製造・生産技術)
技術ロードマップ

研究開発や技術が今後進むべき方向性を示したもの。国家レベルでは、NEDOが作成している技術戦略ロードマップなどがある。また、各企業や研究機関が独自で作成するケースも多い。 ロードマップは合意形成とそれぞれの描く将来を合意 […]

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用語集(製造・生産技術)
気候変動に関する政府間パネル

気候変動に関する科学的知見を評価するために設立された国際機関。略称はIPCC。世界気象機関(WMO)と国際連合環境計画(UNEP)によって共同設立され、1988年に発足した。IPCCは、気候変動に関する科学的研究の成果( […]

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用語集(製造・生産技術)
気候関連機会

気候変動に対処するために、新しい技術やサービス、および環境に配慮したビジネスモデルなど、さまざまな分野で生まれる機会を指す。気候関連機会には、資源効率、エネルギー源、製品/ サービス、市場、レジリエンスの5 つが提示され […]

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用語集(製造・生産技術)
ガントチャート

作業計画およびスケジュールを横型棒グラフで示した工程管理図のこと。特にプロジェクト型の業務を完遂するために必要な作業を縦軸に並べ、横軸に時間軸を置き、各タスクの作業期間を横棒で表す。

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用語集(製造・生産技術)
価値・手段ツリー

商品(製品・サービス)の提供する価値と、その手段を紐付けたツリー 価値を実現するために何が必要か、また現在考えている手段が本当に価値に繋がるのかを検討するのに有用なツール。 開発が進み、手段が具体化されてくると、「できる […]

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用語集(製造・生産技術)
カーボンオフセット

削減が困難な温室効果ガス排出量について、他の場所で温室効果ガス削減・吸収活動を実施することで埋め合わせること。カーボンオフセットの取り組みを更に進めて、活動トータルでの排出量全量をオフセットすると言う考え方が「カーボンニ […]

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用語集(製造・生産技術)
オブジェクト指向プログラム言語

オブジェクト指向の考え方を、プログラムで表現しやすくした言語のこと。オブジェクト指向設計の成果をプログラムに落としやすいことから、現在ではほとんどのソフトウェア開発の現場で用いられる。C++、Java が代表的である。

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用語集(製造・生産技術)
オブジェクト指向

ソフトウェアが解決したいことや、解決の進め方を、人やモノなどオブジェクト(対象物)に例える考え方のこと。 この考え方に沿ってソフトウェアを設計することをオブジェクト指向設計と呼ぶ。また、C++やJava など、この考え方 […]

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用語集(製造・生産技術)
エレン・マッカーサー財団

2010年に創設され、イギリスに拠点を持つ、世界のサーキュラーエコノミーを推進する組織。サーキュラーエコノミーの推進のための国際ネットワークであるCE100を主導する。

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用語集(製造・生産技術)
インプリシットプライス

インターナルカーボンプライシングの形態のひとつで、過去実績等に基づき設定された価格のこと。他の形態とシャドープライスがある。

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用語集(製造・生産技術)
インターナルカーボンプライシング

低炭素投資・対策推進に向け、企業内部で独自に設定、使用する炭素価格のことで、内部炭素価格とも呼ばれる。企業が自主的に設定した温室効果ガス排出量の目標を達成するために必要な費用や、今後の規制強化などに伴うリスク等を考慮して […]

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用語集(製造・生産技術)
依存関係

項目間に関係があることを「依存関係がある」と表現する。たとえば業務タスクの場合、タスクAで作成される帳票をタスクBが使用する場合、タスクAとタスクBの間には依存関係がある、と言う。(この場合はタスクBがタスクAに依存して […]

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用語集(製造・生産技術)
暗黙知

経験によってのみ得られる、言語化しにくい知識のこと。 ハンガリーの哲学者マイケルポランニーは著書 "TheTacitDimension"(暗黙知の次元)の中で、 暗黙知について次のように表現している。 "we can k […]

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用語集(製造・生産技術)
アプレイザル

評価。評定。ソフトウェアプロセス改善(SPI)において頻繁に使われる言葉であり、CMMIの場合は公認のアプレイザ(アセッサーと同意)によるCMMIのレベル判定を指している。レベル達成を目標にしてプロセス改善活動を進めると […]

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用語集(製造・生産技術)
アーキテクチャ

システムの概略構造あるいは基本的な骨組みを指して、アーキテクチャと呼ぶ。製品全体の概略構造であれば製品アーキテクチャ、ソフトウェアの構造であればソフトウェアアーキテクチャなどという使い方をする。一般的にアーキテクチャの記 […]

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