次世代情理工学 | Beyond JOURI Engineering

Miki

※まだしっかり形になっていない部分がありますが少しずつ修正を重ねながらアップしていきますので、個別にご意見、指摘いただいてフレームワークをまとめていきたいと思います。


次世代情理エンジニアリング・フレームワーク

  • 心理的(Psychological)・・・個人の内面世界、心の有様、精神の状態
  • 真理(Absolute truth)・・・外部世界の普遍的な事実、正しい物事の筋道
  • 情理(JOURI)・・・事情と道理、物事の筋道
    • 感情(ユーザの心を分析、心を動かす企画、ファンになってもらう施策)
    • 論理(市場、ユーザの母数を調査、生産性・費用対効果の分析、施策の展開順序)
  • 実理(Theory gained through experience)・・・体験を通して得た道理・理論
  • 論理的(Logical)・・・議論・思考・推理などを進めて行く筋道、思考の法則・形式、論証の仕方

  • 感情(feeling)・・・ものごとや対象に対して抱く気持ち。喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖など
  • 現実(reality)・・・個人が自分自身の知覚フィルターを通して見聞きした(体験した)事実
  • 推論(inference)・・・主張、根拠、VUCA(変動・不確実・複雑・曖昧)、OODA(観察・状況把握・意思決定・行動)、演繹法、帰納法
  • 事実(facts)・・・実際にあった事柄、現実にある事柄
  • 理論(theory)・・・客観的、普遍的、網羅的
  • 技法(technique)・・・理解できる方法、法則

  • 想像(imaginaiton)
  • 意見(Opinion)
  • 道徳(moral)・・・社会生活を営む上で、ひとりひとりが守るべき行為の規準の総体)自分の良心によって、善を行い悪を行わないこと。
  • 倫理(ethics)・・・人として守るべき道、道徳の規範となる原理、人間生活の秩序、人倫の中で踏み行うべき規範の筋道
  • 職業倫理(professional ethics)・・・技術士倫理綱領
  • 法(law)・・・強制力、罰則、実際的
  • 規格(standard)・・・国際標準(ISO/IEC/ITU)、地域標準、国家標準(JIS)、業界標準、社内標準
  • 論理演算(logical operations)・・・論理積(AND)、論理和(OR)、否定(NOT)、否定論理積(NAND)、否定論理和(NOR)、排他的論理和(EX-OR)、排他的論理和の否定(EX-NOR)

次元定義
1次元点と線
2次元面(縦+横)
3次元空間(縦+ 横+高さ)
4次元時空(空間+時間)
10次元3次元(空間) +6次元(ブレーン)+時間 (超弦理論・超ひも理論)
超弦理論(仮説) 物質= 波 xひも
*次元時空 x 選択肢 ? 分岐? 量子もつれ
量子力学 物質= 波 x粒子
※重力のある世界では 量子力学+一般相対性理論が破綻する? 10-35
時間の向きの概念熱力学第二法則(物理の乱雑さを表す状態量であるエントロピーは、時間が進むにつれて増大する方向にしか進まない。エントロピー増大の法則)

論理的思考(ロジカルシンキング)の歴史
  • ITエンジニアのベースとなっている「物事を筋道立てて考える力」、「論理的思考(ロジカルシンキング」の歴史は古く、古代ギリシャの哲学者アリストテレスが思考の法則や形式を明らかにする学問として体系化したとされている。論理学は紀元前まで遡り、古代ギリシャやインドで発展した。ギリシャ論理学は科学や数学に広く受容・応用され、中世のイスラム圏やキリスト教西方世界でも発展した。14世紀半ばには頂点をむかえたが、14世紀から19世紀初めにかけては論理学が衰退し、軽視された時期もあった。
近年の子どもたちへの取り組み
  • 近年、デジタル社会の到来に対応し、子どもたちのコンピュータを使いこなす力や論理的思考力を育むため、文部科学省では「小学校学習指導要領」において以下のような文言がある。
    • 「児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動
    • 「プログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付けるための学習活動を行う場合には,プログラミングを体験することが,探究的な学習の過程に適切に位置づくようにすること」

考察

  • 大切な思考である反面、論理的思考(ロジカルシンキング)、技術者(エンジニア)にありがちな、正しいことを言っているのに、上手くいかないと感じていることがあるとすると、それは「理」だけで「情」へのアプローチが欠けているかもしれない。「情動」という言葉はあるが「理動」という言葉はなく最終的に、人は感情で動くものでもある。
  • 2025年-2030年 現在、さきほどの「理動」とも言えるロジックを元とする生成AIやロボット化が急進する中、これから人間が、尚も思考する事が必要なこととは「情理」のバランスをもった最適解のフレームワークが必要とも言える。
  • 「理情を尽くす」でなく「情理を尽くす」という言葉になっているように、次世代のエンジニアリングには、量子力学を始め、5次元的思考は情理も含まれていることを、次世代のエンジニアとして戒める事が大切だと考える。

まとめ 

  • 「情理工学」これを現在の学術では、まだ非科学的だと否定するとしても、テクノロジーの進化がより高次元の現象を作りだしている事は確かだと思われる。
  • それをあえて、どうフレームワークの落とし込めるかをトライし、経済的な生産性価値だけでなく「次世代への情理にも配慮」したシミュレーションが見通せるならば、それは社会課題を解決し、進化にかかせないITは「情理をもった社会的価値」を生む方向にシフトしていけるものと考える。
  • 経済的合理性のみの追求から脱却することが、ねじれた社会の出口に導いてくれるのかもしれない。テクノロジーは武器にすぎず、正しい使い方には人間の強い意志が伴う必要があるだろう。

みき なかはら 座右の銘 :未来情理(未来への情理も尽くす)

「未来への情理も尽くす」とは...

その人と、その人をとりまく、関係者、当事者、相手の気持ちを汲み取りながら、現在だけでなく未来の「あるべき姿」も含め、道理にかなうよう尽くすこと。
  • 単なる1次元の、点や線となる利にせず、2次元、3次元と、線となり面となるよう、その人のと、その人をとりまく、人の思考の「もつれ」や「流れ」を横断できるような心をもつよう尽くす。
  • この先の時間と選択、未来に対して、お互いを尊重し、慮(おもんばか)りながら、4次元、多次元的 思考1、思慮へに対して、主体的に取り組み、実現に尽くす。

  1. 「1次元」は直線、「2次元」は平面、「3次元」は奥行きが追加され立体を変化させることができる空間、アインシュタインの相対性理論では空間と時間は同等なので、空間と時間をひとまとめにして時空、つまり「4次元」は時間が加わり時間を変化させることのできる時空。 そして4次元以上の「多次元」は無数の時間軸(選択肢・パターン・量子もつれ)を持った時空が存在する世界とここでは定義する ↩︎

参考文献(超ひも理論)

京都大学基礎物理学研究所
超弦理論の魅力
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~shigeki.sugimoto/YITP50.pdf

東北大学大学院理学研究科物理学専攻
東北大学理学部物理学科
素・核理論 素粒子・宇宙理論
http://www.phys.tohoku.ac.jp/research-fields/pnt/particle_theory_cosmology/

究極の理論「超ひも理論」を完成させる
https://www.riken.jp/medialibrary/riken/pr/publications/news/2006/rn200605.pdf