アンチプロブレム法
アンチプロブレム法とは、アイデア出しや課題の解決策を考える際に、行き詰まってしまった場合などに活用できるアイデア発想法です。アンチプロブレム法では、対象となるテーマや課題を逆転させて、それに対するアイデアや解決法を考えます。問題そのものを変えることで新たな視点や解決策を見出し、それを手がかりに本来の課題を解決する手法です。
アンチプロブレム法の具体的なやり方は以下の通りです。
- 本来の課題を明確にする
- 本来の課題とは逆の課題を設定する
- 逆の課題に対する解決策を考える
- 逆の課題の解決策を逆にすることで、本来の課題の解決策を導き出す
例えば、「売上を伸ばしたい」という課題に対してアンチプロブレム法を適用すると、以下のようになります。
- 本来の課題:売上を伸ばしたい
- 逆の課題:売上を減らしたい
- 逆の課題の解決策:価格を高くする、品質を低くする、宣伝をしない、サービスを悪くする、競合と協力するなど
- 本来の課題の解決策:価格を低くする、品質を高くする、宣伝をする、サービスを良くする、競合と差別化するなど
アンチプロブレム法は、逆転の発想で状況を打開するための有効なフレームワークです。アイデア出しに詰まったときに有効です。