MOT

Management Of Technologyの略。

ものづくり企業の経営に焦点をあてた学問領域の総称で、「技術経営」とも称される。
MOTは、1981年に米国マサチューセッツ工科大学ビジネススクールで設けられた技術経営コースから始まった。日本での歴史は浅く、2000年代に入り、政府の技術立国へ向けた取り組みの一環として専門職大学院が相次ぎ設立されたことから広く認知されるようになった。

ものづくり企業における長期的な付加価値創造の最大化、つまり「競争力の源泉」の発掘を目的としており、時代と共に主流となるテーマは変遷している。近年ではプロセスマネジメント(生産効率)から、差別化商品の開発にシフトする潮流が見られる。