FMEA

部品一つひとつに対して想定される故障モードを洗い出すことにより、設計段階に問題の未然防止策を検討するための体系的な分析手法。「故障モードと影響解析」とも呼ばれる。

FMEAはもともと米国の軍需産業で生まれた考え方で、その後自動車や電気など民間産業に広がった。現在ではISO/TS 16949やISO 9004などの規格でFMEAを実施することが推奨されている。

実際には、設計領域で用いたり製造領域で用いたり、FMEAの解釈や活用方法は企業によって様々であり、有効に活用できている企業は少ない。